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桜の開花予想第7回発表! 各地の気象予報士からの桜コメントが届きました。桜前線は北上中! 今週は北陸や長野県、東北南部が桜色に染まり、満開の桜の中での入学式や入園式になりそうです。

2018年 桜開花と満開の傾向

一般財団法人 日本気象協会は、日本全国92地点の桜(標本木[ソメイヨシノほか]53地点、自治体・公園など36地点、および日本三大桜3地点)の開花予想(第7回)を本日発表しました。
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気象予報士からのコメント From西日本

◆九州地方(日本気象協会 九州支社 松井 渉)
九州の桜は散りつつあるところが多くなっています。今年は、桜の見ごろを迎えてから、例年にない穏やかな晴天続きで、お花見には絶好の天気に恵まれました。九州は6日頃に雨や風が強まることが予想され、桜の季節は終わりを迎えるところが多くなりそうです。
◆四国地方(日本気象協会 四国支店 川越絵里子)
平年より4日~7日早い開花となった今年の桜は足踏みすることなく満開へと進み、高知の満開は3月19日と歴代全国1位の早さとなりました。早い開花・満開に見ごろの短さも心配されましたが、晴天続きで満開を過ぎた後も桜の花びらが舞うのをゆっくりと楽しめています。
◆中国地方(日本気象協会 中国支店 筒井幸雄)
今年の桜は天気に恵まれて、満開の期間がいつもより長くなっています。この先は、今週末には雨や風の影響を大きく受けるため、花びらが散り満開を過ぎる見込みです。冬の厳しい寒さを越え、駆け足でやってきた桜の季節は終わりに近づくでしょう。
◆近畿地方(日本気象協会 関西支社 真田知世)
今年の近畿地方の桜は、昨年より10日前後早く開花し、順調に満開を迎えました。大阪、京都、滋賀では、観測史上で最も早い満開となりました。満開のあと、一度も雨が降ることなく天気に恵まれ、あちらこちらお花見で盛り上がっています。少しずつ葉桜になりつつありますが、散りゆく桜の花びらを楽しみながら宴は続いています。
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気象予報士からのコメント From東日本

◆東海地方(日本気象協会 中部支社 菅野彰太)
名古屋周辺の桜は散り始めていて、早くも桜シーズンが終わろうとしています。一方、飛騨高山周辺では、今週から咲き始めており、まもなく満開を迎えそうです。平野部のお花見を逃した方も、まだチャンスがありますが、お天気と相談して早め早めの計画を。
◆関東地方(日本気象協会 本社 秋田純佳)
今年の関東地方の桜は、開花、満開とも平年より1週間から10日ほど早くなり、開花日は東京で3月17日と観測史上3番目に早く、満開日は、銚子や前橋、水戸で最速記録を更新しました。散り始めた桜を名残惜しみつつ、あと数日間は楽しめそうです。
◆長野県(日本気象協会 長野支店 浜中弘樹)
最近の暖かさで、県内の桜も記録的に早い開花となっています。特に今週が開花ラッシュとなって、残すは北部山沿いのみになりました。今週末にかけての雨が桜流しになる可能性もあるため、今日明日のうちにぜひ一度お花見を。
◆北陸地方(日本気象協会 北陸支店 瀬山滋)
今年の北陸3県の桜は平年より5日~9日早く開花し、スピードを落とすことなく満開となりました。 富山では開花から3日で満開を迎え、観測史上最も早い満開日となりました。このあとは散りゆく桜を 楽しめますが、週末は寒の戻りがありますので服装に注意してください。
◆新潟県(日本気象協会 新潟支店 今井梢)
このところの陽気で高田公園では観測以来最も早く開花し、新潟市も平年より6日早い開花になりました。週末の低気圧やその後の寒の戻りでこれからのお花見が少し心配ですが、その分少し長く桜を楽しめるでしょう。
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気象予報士からのコメント From北日本

◆東北地方(日本気象協会 東北支社 佐藤理恵子)
先週の初夏のような陽気に促されて、今週は南部を中心に満開を迎えるところが多いでしょう。今週末は寒の戻りがある予想で、満開になった桜は少し長く楽しめそうです。北部のつぼみは今週末の寒気の影響は受けるものの平年より早く開花するところが多いでしょう。
北海道地方(日本気象協会 北海道支社 持田浩)
北海道はこれから4月中旬はじめ頃までは、すっきりしない天気で気温も上がりにくい日が目立ち、花芽の生長は一旦やや足踏み状態となりそうです。しかし、その後は晴れて暖かい日が多くなるため生長は順調に進み、各地の開花、満開ともに平年に比べて5日前後早くなるでしょう。
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