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23日、札幌管区気象台は3か月予報を発表しました。暖かい空気に覆われやすいため、向こう3か月の平均気温は高い見込みです。降水量はほぼ平年並みですが、4月の太平洋側のみ平年並みか多い予想です。天気は全般に数日の周期で変わるでしょう。4月は平年より晴れる日が少なくなる見込みですが、5月や6月の天気は平年と同様で、日本海側は雨の降る日が減り、太平洋側やオホーツク海側では霧の日が増えてくるでしょう。

4月 春の空気に包まれて、サクラ前線上陸

低気圧と高気圧が交互に通過に通過するため、天気は数日の周期で変わるでしょう。低気圧が近づく時や高気圧の中心が北海道の東へ移動した後などは、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。そのため、平年に比べて、晴れる日が少なく、太平洋側では雨が多くなりそうです。気温は高いため、晴れた日は過ごしやすい陽気となる日もあるでしょう。春の陽気に誘われて、4月末には北海道にも桜前線が上陸する見込みです。しかし、積雪の多い地域ではなだれに注意が必要となります。

5月 ぽかぽか陽気でお花見

低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は平年と同じように数日の周期で変わる見込みです。日本海側では雨の降る日が減る時期となってくるため、4月よりも晴れる日が多くなるかもしれません。一方、太平洋側やオホーツク海側では霧のかかりやすい時期となってきます。気温は平年並みか高く、お花見シーズンのぽかぽか陽気も期待できそうです。

6月 汗ばむ陽気で、初夏のお祭りシーズン

低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は平年と同じように数日の周期で変わる見込みです。日本海側ではさらに雨の降る日が減り、太平洋側やオホーツク海側では霧のかかる日が増えてくるでしょう。本州方面では夏の太平洋高気圧の張り出しが強まる予想となっており、北海道にも暖かい空気が流れ込んでくることがあるため、気温は平年並みか高い見込みです。汗ばむ陽気となる日がありそうです。