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日没後の西の空に金星と水星が輝いています。水星は太陽に近くなかなか観察できませんが、そばで輝く金星をガイドに探して見ましょう。18日はオホーツク海側や太平洋側を中心に晴れの天気が期待できそうです。

金星をガイドに

まずは金星を探しましょう。
しばらくの間明けの明星として夜明け前の空に輝いていた金星は、最近は宵の明星として日没後の西の空の低いところに輝いています。その高さは午後6時くらいで地面から10度ほど、ちょうど腕を伸ばした時の握りこぶしの縦幅くらいです。山や建物でさえぎられてしまいますので、観察には西の空が開けた場所を選びましょう。

水星は金星の右側少し上

その金星の右側の少し離れた上のほうに水星が輝いています。
水星は太陽系で太陽に一番近いところを回ってる惑星で、常に太陽に近いためなかなか見られる機会がありません。金星に比べても暗く空の明るさにとけ込んで見えにくい可能性がありますが、是非チャレンジしてみましょう。双眼鏡を使うと見やすいかもしれません。

気になる天気は

18日はオホーツク海側や太平洋側は割合晴れるでしょう。日本海側は北部を中心にやや雲が広がりやすいですが、西の空の雲の切れ間を期待しましょう。気温が低くなってくる時間ですので、暖かい服装でチャレンジしてみましょう。