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今日(4日)の北海道は朝から気温が高く、午後3時までの最高気温は最も高い紋別地方の遠軽町生田原で11.4度、札幌でも10.2度など今年初めて10度以上の気温となりました。
道内のその年初の10度が3月までずれ込んだのは2012年以来6年ぶりと遅い観測となりましたが、一方で札幌でこの時期に10度以上の気温を観測するのは18年ぶりの早さとなりました。

6年ぶりの遅さと18年ぶりの早さ

今日の北海道付近には、北を進んだ低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込み、広く雨が降るほど気温が上がりました。
午後3時までの最高気温は紋別地方の遠軽町生田原で最も高く11.4度を観測し、今年初めて道内で10度以上の気温となりました。
例年だと2月下旬にその年初めての10度以上の気温を観測しており、昨年(2017年)は例年より早い2月17日の観測でした(十勝地方の大樹で10.1度)。
1月から2月にかけて1度も10度以上にならなかったのは2012年以来6年ぶりと、今年の暖かさは少し遅い訪れとなっています。
しかし、一方で札幌は例年より早い暖かさとなりました。札幌でも今日は午後3時までに10.2度まで上がり、今年初の10度以上の気温となりましたが、例年の札幌ではその年初の10度以上は3月下旬になってから。昨年は4月3日に初めて10度以上となっています。
3月4日の時点で10度以上を観測したのは2000年に3月4日に11.2度まで上がって以来、実に18年ぶりに早い観測となりました。

再び厳しい寒さが

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明日(5日)以降は再び強い寒気が北海道付近に流れ込み、気温は低くなりそうです。
6日火曜日から7日水曜日にかけては最高気温でも広く氷点下と、再び真冬のような厳しい寒さが戻ってくる見込み。
ここ数日でとけた路面や道路脇の雪が再び凍る所も多く、路面状態はかなり悪くなりそうです。また、寒暖差も大きくなるため、体調管理にも十分な注意が必要です。