春を感じさせる陽気は一時的。あす21日には真冬の寒さが再びやってきます。この先、冬型の気圧配置になることは少なくなりますが、北陸から北海道では日本海側を中心に雪や雨の日が多いでしょう。一方、太平洋側では前線や低気圧の影響を度々受けて、雲の広がりやすい日が多くなりそう。

あすの天気

21日は東シナ海から日本の南に前線が延びるでしょう。九州から関東甲信は晴れ間の出る所はありますが、雲の広がりやすい天気です。東北と北海道は日本海側を中心に引き続き雪が降るでしょう。沖縄は雲が多く、一時的に雨が降る見込みです。最高気温は全国的に20日ほど上がらないでしょう。北海道は各地で最高気温が0度に届かない真冬日となりそうです。東北、北陸でも一日を通して氷点下の所があるでしょう。関東でも10度に届かない所が多い見込みです。日差しがほとんどなく、20日よりもグッと寒さを感じそうです。東海、近畿、中国、四国でも10度に届かず、真冬並みの寒さの所があるでしょう。九州ではこの時期らしい気温の所が多くなりそうです。

あさって以降の週間天気

あさって22日以降も日本の南の海上を低気圧や前線が度々通るでしょう。九州から関東にかけても雲の広がりやすい天気が多くなりそうです。北陸から北海道では気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、雪や雨の降る日が多い見込みです。23日から24日にかけては一時的に冬型の気圧配置が強まって、荒れた天気となりそうです。25日になると次第に冬型の気圧配置は緩みますが、東シナ海から九州の南には再び前線が延びてくるでしょう。次第に西から天気が下り坂となりそうです。九州や四国、中国は広く雨や雪、近畿から関東でも沿岸部の所々に雨雲や雪雲がかかりそうです。しばらくすっきりしない天気が続くでしょう。
最高気温は、沖縄では20度以上で3月から4月並みの日が多くなるでしょう。一方、九州から北海道にかけてはこの時期にしては寒い日が多いでしょう。関東でも、きょう20日のような春を感じさせる陽気はまたしばらくお預けとなりそうです。最高気温は再び10度に届かない日が多くなるでしょう。パステルカラーの春物の洋服が店頭に並び、春が待ち遠しいこの頃ですが、冬のコートに身をまとう日々がまだまだ続きそうです。