今日(18日)の北海道付近は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で気温が上がらず、午後3時までの最高気温は道内全地点が氷点下となっています。
札幌も午後3時までの最高気温は日付が変わった直後に観測した氷点下4.1度と厳しい寒さとなりました。
このまま経過すれば今月3回目の氷点下4度以下の最高気温となりますが、札幌で2月中旬以降に3度も氷点下4度以下の最高気温となると、2013年以来5年ぶりになります。

本来は気温の上がる時期

北海道では多くの地域が平年で最も最高気温が低くなるのが1月下旬で、2月は徐々に気温の上がり始める時期に入ります。札幌でも平年の寒さのピークは1月下旬で、2月半ばには平年の最高気温がプラスとなります。
しかし、今年の札幌はその2月中旬に入った12日月曜日に最高気温氷点下7.6度と今季一番の寒さを記録するなど、寒さは逆に厳しくなっています。
札幌は今日も気温の上がり方は鈍く、午後3時までの最高気温は氷点下4.1度にとどまりました。このまま経過すれば12日、13日に続いて今月3回目の氷点下4度以下となりますが、2月中旬以降に3度も氷点下4度以下の最高気温を観測するのは2013年以来5年ぶり。久々に、本来なら寒さの弱まる時期に厳しい寒さが訪れています。

今後も寒さの厳しい日が

札幌では2月下旬の平年の最高気温はプラスの1.3度と、この先はプラスの気温となる日の方が本来は多くなりますが、この先一週間の気温は金曜日にプラスになる程度で、真冬日が多くなる見込みです。
特に水曜日は予想最高気温が氷点下5度と、今日と同じかそれ以上の厳しい寒さとなりそうです。
インフルエンザの流行も続いており、今後も体調管理などには十分な注意が必要です。