今週末からはまた強い寒気が流れ込み、厳しい寒さが戻るでしょう。春の暖かさが続くようになるのはいつから?最新の長期予報の資料をもとに、この先1か月の天気傾向をまとめました。

◆寒さの出口は?

【1週目(2月17日〜23日)】~まだまだ寒い〜
・シベリア高気圧の日本付近への張り出しは強く、またも強い寒気が流れ込みやすいでしょう。北海道や東北の日本海側、北陸は雪や雨の日が多く、大雪に注意が必要な日もある見込みです。近畿北部から山陰も雪や雨の日が多そうです。一方、太平洋側の各地は晴れる日が多いでしょう。沖縄・奄美はぐずついた天気の日が多そうです。
・気温は北海道から九州まで平年より低く、まだまだ寒さの厳しい日が多いでしょう。冬物の上着が必要な日が続きそうです。沖縄・奄美は平年並みの予想です。
【2週目(2月24日〜3月2日)】~東・西日本は寒さ和らぐ〜
・北海道、東北を中心に寒気の影響を受けるでしょう。北海道と東北の日本海側、北陸は雪や雨の日が多い見込みです。一方、北海道と東北の太平洋側、関東は晴れる日が多いでしょう。近畿から九州は天気は数日の周期で変わりそうです。沖縄と奄美は曇りや雨の日が多いでしょう。
・気温は寒気の影響を受けやすい北海道や東北で平年より低く、まだまだ厳しい寒さが続きそうです。関東から九州は平年並みで、寒さが少し和らぐでしょう。沖縄や奄美は平年並みか高い見込みです。
【3〜4週目(3月3日〜16日)】~春めく〜
・北海道や東北の日本海側は寒気の影響を受けにくく、雪の日が少なくなるでしょう。北陸や関東から九州は天気が数日の周期で変わりそうです。太平洋側を中心に暖かく湿った空気が流れ込みやすく、平年に比べ晴れの日は少ない見込みです。沖縄や奄美では平年同様ぐずついた天気の日が多いでしょう。
・気温は北海道から九州は平年並みか高くなる予想です。急に春らしくなり、関東以西では春物の洋服の出番が増えそうです。
例年以上に長く寒さの厳しい冬もようやく出口が見えてきました。来週の厳しい寒さを乗り越えると、春がグッと近づいてきそうです。