気象庁は14日午後、九州北部と中国地方、北陸で春一番が吹いたと発表しました。

九州北部・中国地方・北陸で春一番

今日(14日)は前線を伴った低気圧が日本海を進んでいる影響で、九州北部や中国地方、北陸では南よりの風が強まり、気温が上昇しています。
主な都市の午後3時までの最大瞬間風速と最高気温は以下の通りです。
福岡市:12.0メートル(南南西) 14度0分
長崎市:13.4メートル(西南西) 14度7分
本市:12.4メートル(南西) 14度3分
下関市:12.7メートル(南南西) 14度7分
岡山市:11.4メートル(西南西) 11度4分
松江市:14.5メートル(南西) 11度9分
広島市:8.1メートル(北) 10度3分
福井市:6.5メートル(南南東) 7度3分
富山市:10.3メートル(南南東) 7度9分
金沢市:16.9メートル(南西) 8度9分
※春一番の条件は地域によって違いがあり、九州北部の条件は以下の通りです。
・立春から春分まで
・南よりの風 最大風速7メートル以上
・最高気温が前日より高くなる
※中国地方の春一番の条件は、以下の通りです。
・期間は立春から春分の間
・日本海で低気圧が発達する
・南よりの風が強く吹いて気温が高くなる
(なお、山陽側で強い風が吹かない場合でも、中国地方の春一番とすることがある)
※北陸の条件は、以下の通りです。
・立春から春分の間
・金沢・富山・福井のいずれかの気象台で最大風速10メートル以上、そのほかの気象台で最大風速6メートル以上の南よりの風が吹くこと
・最高気温が前日より高いかほぼ同じになること
・日本海に低気圧があること
夕方にかけても、強風や高波に十分な注意が必要です。