平野部を中心に空気の乾いた晴天が続く関東甲信ですが、木曜から金曜にかけて雨や雪の降る可能性が出てきました。雪になるの?積もる可能性は?週末にかけてのお天気をお伝えします。

◆木曜~金曜、本州の南に前線や低気圧

関東甲信は晴れて空気の乾いた状態が続き、お肌はカサカサ、喉はイガイガ。インフルエンザも流行しています。この状態は15日(木)の昼間にかけて続きそうです。その後、16日(金)にかけて本州の南を低気圧や前線が通過する可能性が出てきました。いわゆる「南岸低気圧」です。このため、関東甲信でも雨や雪の降る所がありそうです。

◆雨?雪?いつ降るの?

15日(木)の昼間は晴れて、最高気温は平年よりも4度前後高くなるでしょう。東京都心は15度くらいまで上がりそうです。寒さが緩み、日差しの強さに春を感じられるでしょう。ただ夕方からは次第に雲が増えて、夜遅くになると、関東南部を中心に雨雲がかかりそうです。日付が替わる頃には、内陸で雪になることもあるでしょう。山梨では一時的に雪が強まったり、都心でも雨やみぞれが降るかもしれません。ただ、今回の低気圧はそれほど発達することはなさそうです。長く降り続いたり、1月22日のような大雪になることはなく、16日(金)の日中には天気が回復する見込みです。
今回の注意点は、16日(金)朝の「路面の凍結」です。最低気温は、関東南部で1度くらい、関東北部や甲信地方では氷点下の冷え込みとなる予想です。いつもよりも少し早起きをして、路面の状況を確認しましょう。また、南岸低気圧の発達具合やコースによっては予報が大きく変わることもあります。必ず最新の予報をチェックするようにしましょう。

◆週末はお出かけ日和も、寒さが戻る

低気圧が過ぎた後は、本州付近は冬型の気圧配置になり、また寒さが戻りそうです。週末は晴れてお出かけ日和ですが、特に18日(日)は、最高気温が10度に届かない所が多くなるでしょう。20日(火)頃にかけて、気温の安定しない日が続きますので、体調を崩さないように気をつけてお過ごしください。