福井市で積雪が130センチを超えるなど、「56年豪雪」に匹敵する大雪となっています。北陸では7日までをピークに、8日にかけて断続的に雪が続く恐れ。

◆昭和56年豪雪に匹敵する大雪

日本海で風と風がぶつかって発達した雪雲が北陸地方に次々流れ込み、記録的な大雪となっています。福井市では1日半で100センチ近い雪が一気に降りました。今日(6日)正午には37年ぶりに積雪が130センチに達し、昭和56年豪雪に匹敵する大雪となっています。その後も雪が降り続き、積雪が増えています。
昭和56年豪雪では、ドカ雪となったあとも断続的に雪が降り続き、福井市や敦賀市では最深積雪が200センチ近い積雪となりました。鉄道の運休や孤立する集落が多くでるなど大きな被害がでました。
今回も記録的な大雪で、すでに福井県内の国道で約1000台の車が立往生するなど被害がでています。
北陸地方は7日までをピークに、8日頃にかけて断続的に雪が降り、さらに積雪が増えるでしょう。7日正午までの24時間降雪量は多い所で福井県70センチ、石川県、富山県、新潟県60センチの予想です。その後、8日正午のまでの24時間降雪量は多い所で福井県20センチ〜40センチ、石川県30センチ〜50センチ、富山県30センチ〜50センチ、新潟県50センチ〜70センチの予想です。
さらに積雪が増えて、交通機関への影響が長引いたり、影響が広がる可能性もありますので、引き続き厳重な警戒が必要です。