強烈寒波が猛威を振るい、北陸地方では記録的な大雪となっています。福井市では今日(6日)正午に積雪が130センチに達しています。最深積雪が130センチを超えたのは、37年ぶり(前回、1981年の昭和56年豪雪)となっています。気象庁では7日明け方にかけて引き続き大雪による交通障害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

福井市の様子 笹本福井事業所所長撮影
福井市の様子 笹本福井事業所所長撮影

◆記録的なドカ雪

強烈な寒波が猛威を振るっています。今日(6日)も日本海側は広く雪が降り続き、特に、日本海で風と風がぶつかって発達した雪雲が次々と流れ込む北陸で雪が強まっています。
福井市で昨日(5日)の朝から60センチ以上積雪が増え、記録的な大雪に見舞われています。正午には積雪が130センチに達し、平年の6倍以上の積雪となっています。最深積雪が130センチを超えたのは、37年ぶり(前回、1981年の昭和56年豪雪)となっています。道路の通行止めなど交通機関への影響や学校が休校になるなど生活に大きな影響がでています。写真からも分かるように、雪で視界も悪くなっているようです。
そのほか、正午の積雪は大野市九頭竜で216センチ、大野市で128センチ、南越前町今庄で100センチとなっています。
気象庁は福井県では、引き続き7日明け方にかけて大雪による交通障害に厳重に警戒するよう呼びかけています。