25日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。向こう1か月の気温は平年より低いでしょう。寒気が流れ込みやすい影響で、2月上旬にかけても厳しい寒さとなる日が多い見込みです。日本海側の降水量は平年より多く、日照時間は平年より少なく、雪の降る日が多いでしょう。局地的な大雪などに引き続き注意が必要です。太平洋側とオホーツク海側の降水量は、平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多いでしょう。

北海道1か月の天気傾向
北海道1か月の天気傾向

週ごとの詳しい天気

(1月27日~2月2日)
日本海側では雪の降る日が多いでしょう。28日頃は冬型の気圧配置が強まる影響で、風雪が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。最新の気象情報に注意してください。太平洋側は函館など西部は雲が広がりやすく、27日や28日は雪が降る予想ですが、帯広や釧路など東部は晴れる日が続くでしょう。オホーツク海側も晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか低いでしょう。厳しい寒さとなる日が多いですが、一方で「層雲峡氷瀑まつり」や「支笏湖氷濤まつり」など、北海道ならではの氷のお祭りにとっては恵の寒さとなりそうです。
(2月3日~2月9日)
冬型の気圧配置は平年より強いため、日本海側では平年に比べて雪の降る日が多いでしょう。局地的な大雪などに注意が必要です。一方、太平洋側やオホーツク海側では平年よりも晴れる日が多いでしょう。気温は平年並みか低く、厳しい寒さとなる日がありそうです。特に、太平洋側やオホーツク海側の内陸では、晴れた日の朝はかなり厳しい冷え込みとなる所があるでしょう。
(2月10日~2月23日)
引き続き、冬型の気圧配置は平年より強いでしょう。日本海側では平年より雪の降る日が多く、太平洋側とオホーツク海側では平年よりも晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか低いでしょう。寒いことに変わりはありませんが、最も寒い時期を抜ける頃となるため、厳しい寒さのレベルも一つ下がりそうです。