あす24日(水)から日本列島に強烈な寒気が流れ込みます。過去最強クラスで、真冬でもあまりないような強烈な冷え込みや厳しい寒さとなる恐れがあります。

記録的な強さの寒気

あす24日(水)からは、日本列島に強烈な寒気が流れ込むでしょう。東北や北陸、関東付近で予想されている寒気は、過去最も低い値に匹敵するほどの記録的な強さです。そのほかの地方でも、今季これまでで最も強い予想で、真冬でもあまりないような強烈な冷え込みや厳しい寒さとなる恐れがあります。

どれくらい寒くなるの?

例えば、あす24日(水)から26日(金)にかけては全国のアメダスの9割以上の地点で氷点下の冷え込みとなるでしょう。水道の凍結がはじまると言われる氷点下4度以下の地点も、半数以上にのぼる予想です。あす以降は、都市部など普段それほど冷えこまない所でも、水道が凍結するほど冷え込みが強まるでしょう。
また、西日本でも一日中氷点下の真冬日の地点が予想されており、松江など雪が降る所は平地でも凍えるほどの寒さとなりそうです。名古屋、大阪の最高気温は3度くらいで季節風も強いため、体感的には氷点下、極寒です。25日(木)の都心は4度くらいまでしか上がらず、関東地方のアメダスの約8割で最高気温が5度に届かない予想です。過去のデータを見ても、関東で晴れた日にここまで広い範囲で気温が低くなるのは、あまりないことです。
あす以降は、今季一番寒い1週間となり、真冬でもあまりないような記録的な寒さになるかもしれません。