日本海を北上する低気圧の影響で、東北と北海道では、きょう(23日)からあす(24日)にかけて、暴風雪と大雪、海上海岸の高波が続く見込み。雪を伴った暴風、猛ふぶきや吹きだまり、交通障害、高波に厳重な警戒が必要です。

2つの低気圧が大暴れ

きのう(22日)からきょう(23日)未明にかけて、本州の南から三陸沖に低気圧が北上しました。これとは別に、日本海を低気圧がゆっくり北上中です。これらの低気圧は動きが遅いため、東北の北部や日本海側と北海道は、あすにかけて大荒れが続く見込みです。予想される最大瞬間風速は35メートルです。雪を伴った暴風の影響で、海は大しけになり、海岸には高波が打ち寄せます。波の高さは高い所で7メートルに達すると予想されていますから厳重な警戒が必要です。低気圧に吹き込む雪雲と暴風は、猛ふぶきや地ふぶき、吹きだまりの原因になります。車の運転はいつも以上の慎重さが必要です。外出をされる時は、突然の飛来物があるかもしれません。足元だけでなく周りのようすにも時々気を配ることが、あなたの安全につながります。日本海の低気圧はあす夜になるとは次第に消滅する見込みですが、あすは強い冬型の気圧配置になり、週末にかけて寒気が居座る見込みです。荒れた天気は数日続くことになりそうです。