穏やかな週末から一転、22日月曜日は関東の沿岸部では荒れた天気に。平野部でも積雪の可能性が高くなっています。通勤通学の時間帯は問題なくても、帰りの時間帯は交通機関に大きな影響が出る恐れも。

穏やかな週末、一転荒れた天気に

20日(土)、21日(日)の関東地方は、大体晴れて穏やかな週末となりそうです。雲が多めですが、晴れ間もあるでしょう。最高気温も各地でほぼ平年並みの10度前後。寒中らしい寒さになるでしょう。山沿いでは雪の降る所がありますが、平野部では21日(日)いっぱいは天気の崩れはない見込みです。しかし、週明け22日(月)は天気が一転しそうです。

都心でも積雪の恐れ

22日(月)は、本州の南の海上を前線を伴った低気圧が進むでしょう。関東地方はこの「南岸低気圧」の影響を受ける見込みです。関東では午前中から雨か雪が降りそうです。内陸を中心に雪の可能性が高くなっています。ただ降り方は弱く、朝の通勤通学の時間帯は交通機関にほとんど影響はなさそうです。しかし、次第に降り方は強まり、夜遅くにかけてピークを迎えそうです。山沿いや内陸では大雪になる恐れがあります。都心でも夜にかけて気温が0度近くまで下がるため、雨ではなく雪となる可能性は高いでしょう。降り方も強まり、積雪となる恐れがあります。お帰りの時間帯は、交通機関の乱れに注意が必要です。

数センチの積雪でも交通機関乱れる

記憶に新しいのは2016年1月18日の雪。この日は、関東平野部でも雪が降り、都心では朝6時に6センチの積雪となりました。あらかじめ運行本数を大幅に減らすなどの対策をしていた鉄道会社もあり、通勤通学の時間帯から交通機関は大きく乱れました。
今回も積雪が予想されているため、夕方から夜の帰宅時間帯には交通機関が大きく乱れる可能性があります。また都心では自転車を使う方も多いと思いますが、降雪があると自転車の走行は非常に危険です。朝はあらかじめ他の手段で出かけた方が良いでしょう。また、車を運転される方は、雪用の装備にしておく必要があります。靴もヒールや革靴などでは歩きにくくなるため、雪用のブーツや滑りにくい靴を用意するなど、この週末は雪に備えて、しっかりと対策をしておきましょう。