昨日(15日)の道内の最高気温は、全般に3月中旬から下旬並みとなりました。先週、記録的な大雪となった函館でも4度8分まで上がり、さらに雨が降ったため、昨日一日で10センチも積雪が減りました。昨日ほどではありませんが、今日も雪の解けやすい気温となるため、泥はね路面や落雪に注意が必要です。

昨日の函館の様子 (写真提供:札幌テレビ放送株式会社)
昨日の函館の様子 (写真提供:札幌テレビ放送株式会社)

広くプラスの気温が続く

今日の予想最高気温は、オホーツク海側で氷点下3度くらいの他は全般に2度前後で、平年並みか道北や道東を中心に平年より3度前後高くなります。日中は路面に水たまりのできる所も多くなるため、車を運転する方は泥はねに注意が必要です。また、落雪の起きやすい状態も続くため、軒下に近づかないようにするとともに、ビルなど高い建物の外壁に張り付いた雪が落ちてくることもありますので、頭上にも注意の必要な状態が続くでしょう。

高めの気温 いつまで?

函館や札幌など道南や道央を中心に土曜日にかけて、平年より高めの気温となる所が多くなります。日中は、広く2度前後まで上がるため雪が解けて、朝晩は再び氷点下の気温まで下がり解けた雪が凍結するなど、変わりやすい路面状況が続きそうです。日曜日以降は北海道の上空に寒気が留まるため、真冬日となる所が多くなるでしょう。