9日は西日本を中心に季節風が強く、午後はさらに広い範囲で強い風が吹き荒れます。猛ふぶきとなる所も。すでに列車の運行が乱れている所があり、夜にかけて交通機関への影響が拡大する恐れ。

風のようす(アメダス)
風のようす(アメダス)

暴風が吹き荒れる

9日の午前中は、低気圧が発達しながら本州付近を通過し、強い寒気が流れ込みはじめています。西日本は西よりの風が強まっており、すでに列車の運行が乱れている所もあります。午後は冬型の気圧配置が強まり、東日本や北日本も含めたさらに広い範囲で強い風が吹き荒れます。北陸から北海道では看板が落下するほどの暴風となる所があるでしょう。

雨から雪に変わる

午前中は雨だった所も、午後は次第に雪に変わる見込みです。西日本でも山間部を中心に雪となり、積雪や凍結により路面が滑りやすくなりそうです。さらに風が強いため、ふぶきとなって視界が悪くなるでしょう。特に東北や北海道では日本海側を中心に猛ふぶきとなる恐れがあります。海上は大しけとなるでしょう。夜にかけては道路や鉄道、空の便と、交通機関への影響がさらに拡大する恐れがあります。帰宅前に一度、最新の情報をチェックしておくとよいでしょう。

強烈寒気で西も大雪

冬将軍はあさって11日にかけて大暴れ。日本海側は広い範囲で断続的に雪が降り、荒れた天気が続くでしょう。西日本でも山間部を中心に大雪となる恐れがあり、四国などの平地でも雪の積もる所がありそうです。車の立ち往生などが発生することも考えられます。普段、雪の少ないエリアで雪が多く積もる恐れがありますので、雪への備えを万全にしてください。