三が日、北日本や東日本の日本海側で冬将軍が大暴れ。沿岸部を中心に風が強まり、荒れた天気となる。大雪にも注意が必要。5日(金)頃は太平洋側を中心に雨の降る所が多く、関東では雪が降り、平野部でも積もるおそれ。

お正月 日本海側で大雪

元日(月)は低気圧が北日本付近を通過するでしょう。2日(火)から3日(水)にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。北海道と東北の日本海側や北陸を中心に風が強く吹き、大荒れの天気となるでしょう。視界が悪くなりますので、帰省先からUターンされる方は、雪道の運転はくれぐれも慎重になさって下さい。また、大雪の恐れもあり、特に東北の日本海側を中心に雪が強まる見込みです。一方、本州の太平洋側と四国、九州は晴れる所が多く、元日は初日の出が期待できそうです。ただ、冷たい風が強く吹きますので、朝早くから初詣に行く方は、暖かくしてお出かけ下さい。

5日(金) 関東でも積雪か

4日(木)は冬型の気圧配置はいったん緩むでしょう。ただ、東シナ海で低気圧が発生し、本州の南岸を進んで、5日(金)に関東沖を通過する見込みです。全国的に雲が多く、北日本では雪、東日本と西日本は広く雨が降るでしょう。関東地方では平野部でも雪となり、積もるおそれがある見込みです。まだ、冬用タイヤを装備されていない方は、このお正月中に履きかえておいた方が良さそうです。その後、低気圧は6日(土)に日本の東へ進み7日(日)にかけて発達して、日本付近は再び冬型の気圧配置となるでしょう。三が日も寒くなりますが、次の週末はさらに強い寒気が流れ込んで、よりいっそう寒くなります。受験を控えている方は体調管理に十分ご注意下さい。