2017年も残すところあと2日。30日は北海道や東北、北陸の雪もひと段落。ほっと一息できそう。31日は全国的に雨や雪の大晦日となりそう。年越しイベントやカウントダウンを屋外で過ごされる方は、雨具の準備を。

30日 北はほっと一息 お正月の買い出しを

30日は次第に冬型の気圧配置が緩んでくるでしょう。北海道や東北、北陸など、しばらく雪が降り続いていた所も、午後は次第に弱まる所が多く、ほっと一息できそうです。年明けは再び雪が降りますので、これまでの雪でなかなか買い出しに行けなかったお正月用品などの買い物も、30、31日中に済ませておくと良いでしょう。関東から西は日中は各地で大体晴れそうです。31日大晦日は天気が崩れますので、買い出しや洗濯、大掃除などは、30日の間に済ませておくと良いでしょう。

31日大晦日 西から雨や雪

31日大晦日は、日本付近を南北二つの低気圧が東へ進む見込みです。九州は朝を中心に所々で雨。中国地方では午前中を中心に雨、四国では昼前後、近畿では昼過ぎから夕方に雨の降る時間があるでしょう。東海は夕方から夜の初め頃にかけて、関東では夕方から所々で雨が降りそうです。北陸や東北、北海道では夜に雪や雨の降る所があるでしょう。

年越しイベントに影響か

大晦日と言えば、毎年、東京など都市部を中心に、各地で年越しのカウントダウンイベントが行われます。これらのイベントは大晦日の夜遅くから、元日未明にかけて行われる所が多くなっています。今年の年越しは、関東では、東京や千葉など沿岸部を中心に夕方から所々で雨が降るでしょう。カウントダウンの時間帯も千葉など沿岸部でまだ雨雲のかかる所がありそうです。屋外で過ごされる方、早めにお出かけされる方も、折り畳み傘やレインコートなどの雨具があったほうが安心です。雨が降ると、体感的にもぐっと寒さを感じるでしょう。雨具の準備に加えて、屋外で過ごす方はより一層の防寒対策が必要です。
また、年越しに合わせてお寺や神社へ初詣に出かける方は、雨や雪で足元が悪くなりそうです。北海道や東北の日本海側や北陸周辺や関東甲信の山沿いを中心に雪が降る所が多いでしょう。またこれまでに降った雪が積もっている所も多いため、帰省先で慣れない雪道など運転される方は、十分ご注意ください。

2018年初日の出は

2018年、年が明ける頃には、関東でも雨が止んで、次第に晴れてくるでしょう。東北から九州にかけての太平洋側では、初日の出を拝める所が多くなりそうです。