冬の嵐が長引くでしょう。日本海側は今季一番の大雪や猛吹雪に警戒。今夜(26日)から東海など太平洋側にも雪雲が流れ込み、積雪の可能性があります。交通機関への影響に注意が必要です。

◆冬の嵐が続く

北海道の北で低気圧が急速に発達しており、日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。北海道や東北の日本海側、北陸は大荒れの天気で、猛吹雪となっている所もあります。釧路では昼頃に最大瞬間風速34.8メートルを観測。旭川や秋田県の横手などでは午後3時までの24時間で30センチ以上の雪が降りました。
このあとも日本海側は冬の嵐が続くでしょう。雪が降り続き、さらに積雪が増えそうです。特に、東北や北陸で雪の量が多くなりそうで、所々で今季一番の大雪となる恐れがあります。大雪や猛吹雪、吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。今回の冬の嵐は28日(木)頃までで、影響が長引く恐れがあります。

◆太平洋側にも雪雲

日本海側だけではありません。今夜から明日(27日)の朝にかけては東海など太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。山沿いを中心に積雪となり、平地でも雪の積もる所がありそうです。名古屋でもうっすらと白くなる可能性があります。明日朝にかけて積雪や路面の凍結する所がありますので、車の運転は路面状況の変化に注意が必要です。列車の遅れなど、交通機関への影響がでる可能性もありますので、明日の朝は時間に余裕を持った行動を心がけて下さい。