2017年も残り1週間。北日本中心に大荒れの年末。太平洋側は晴れる日が多いものの、大晦日から元日にかけて、天気が崩れる見込みです。雨や雪の所もありそうです。初詣や初日の出見物に行かれる方は、最新の情報をチェックしてお出かけの計画を。

あすの天気「低気圧急発達で大荒れ」

26日にかけて低気圧が急速に発達し、冬型の気圧配置が強まる見込みです。北日本の上空には氷点下36度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。北海道と東北、北陸では雪を伴った非常に強い風が吹き、猛ふぶきとなる所もありそうです。
26日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
北海道 30メートル(45メートル)
東北地方 28メートル(40メートル)
北陸地方 20メートル(30メートル)
26日にかけて予想される波の高さは
北海道、東北地方 7メートル
北陸地方 6メートル です。
北海道と東北では暴風、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に厳重に警戒してください。また、北海道と東北、北陸では高波にも警戒が必要です。
最高気温は、ほぼ全国的に25日よりも低くなる所が多く、真冬並みの寒さとなります。特に北海道や東北では気温が急降下。札幌では、25日よりも10度以上も低くなりそうです。気温差が大きくなり、体調を崩しやすくなりますので、体調管理にもご注意ください。

あさって以降の週間天気

<天気は?>
★27日から29日ごろにかけて強い冬型の気圧配置が続きます。北海道と東北、北陸地方は雪を伴って非常に強い風が吹くでしょう。猛ふぶきとなる所がありそうです。北海道と東北の日本海側では28日ごろにかけて大雪となる所があるでしょう。大雪によるなだれにもご注意ください。また、交通機関に大きく影響が出る可能性があります。年末に早めの帰省を予定されている方は、飛行機や鉄道など交通機関の最新の情報をチェックしてお出かけください。
★30日になると、冬型の気圧配置は次第に緩む見込みです。北海道や東北、北陸は雪の所が多く、他の地域は太平洋側を中心に晴れる所が多いでしょう。
★31日から元日にかけて低気圧が日本付近を通過する見込みです。前線通過の前後は雨や風が強まります。年越しに初詣を予定されている方、初日の出見物を予定されている方は、最新の気象情報を確認してお出かけください。
<気温は?>
年末年始は、特に28日、29日頃までは最高気温は各地で平年を下回る所が多く、厳しい寒さでしょう。北海道では日中も氷点下の気温となる所が多いでしょう。その後、年明けにかけては少し寒さが和らぎそうです。朝晩は、大晦日から元日にかけては比較的冷え込みが緩みそうですが、年越しの初詣や初日の出見物をされる方は、特に万全な防寒対策が必要です。手袋やマフラーに加えて、ニット帽や耳あてなどがあると良いでしょう。時間帯によっては天気が崩れる恐れがあるため、神社やお寺など足元が悪くなる所もありそうです。雪や雨に備えてブーツや長靴などがあると良いでしょう。また、暖かい飲み物を持参したり、カイロなどで体を温めるのもおすすめです。年末年始は体調を崩さないようにお過ごしください。