東北地方のクリスマスは、過去5年に遡ってみると北部では雪の降るクリスマスが多くなっています。今年は、日曜日のクリスマスイブから天気は下り坂で、月曜日のクリスマスから大荒れになりそうです。日本海側を中心に、暴風に警戒し、交通機関の乱れには十分にお気をつけください。

一日のうちに雪かみぞれが降った日に雪マークを入れています
一日のうちに雪かみぞれが降った日に雪マークを入れています

あす23日土曜日の天気

あすの午前中は、気圧の谷の影響で日本海側を中心に雲が広がり、雨や雪の降るところがあるでしょう。大気の状態が不安定で南部を中心に雷を伴うことがあり、落雷や突風などに注意が必要です。ただ、午後は北部から晴れてきそうです。
太平洋側は、北部では明け方までにわか雨やにわか雪の可能性がありますが、日中は晴れるところが多いでしょう。南部は高気圧に覆われて晴れてお出かけ日和になりそうです。
朝は厳しい冷え込みはなく、日中の最高気温も平年を上回るところが多くなりそうです。太平洋側では、南部を中心に10度以上になるところもあり、クリスマスのお買い物もはかどりそうです。

24日日曜日 クリスマスイブの天気

日本海の低気圧が、急速に発達しながら北日本に近づいてくる予想です。このため東北地方は天気が下り坂でしょう。午前中は晴れ間がありますが、午後は日本海側や北部を中心に雨が降る予想です。お出かけには折りたたみ傘があるとよさそうです。
朝の最低気温は、平年並みのところが多くなるでしょう。南から暖かい空気が流れ込む影響で、日中の最高気温は平年より高いところが多い予想です。

25日月曜日 クリスマスの天気

発達した低気圧が北海道付近を通過して、次第に冬型の気圧配置が強まるでしょう。天気図には等圧線が込んで、日本海側や北部を中心に大荒れになりそうです。
前線が通過する午前中は、東北地方でも広く雨で、日本海側を中心に雷を伴って雨脚が強まることがありそうです。太平洋側でも、南風が吹きつけるところでは一時的に雨脚の強まることがありそうです。
前線通過後は、強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側では夜には雨が雪に変わるところが多く、西よりの風も強まりそうです。暴風による、交通機関の乱れには十分にお気をつけください。お出かけの際の移動時間は、多めに取るのが安心です。太平洋側では沿岸を中心に次第に晴れてくる見込みです。ただ、強い風に乗って、所々雨雲や雪雲が流れ込むでしょう。
朝の最低気温、日中の最高気温は平年より高いところが多い予想です。ただ、寒気が流れ込む影響で、夜は朝より冷え込みそうです。お出かけの際は、保温性のあるインナーやカイロなどでしっかり防寒しましょう。

年末年始の天気傾向

25日夜から流れ込む強い寒気は、29日ごろにかけて居座るでしょう。東北地方では厳しい寒さが続き、26日から27日は日本海側を中心にふぶいたり、大雪のおそれがあります。その後年末にかけてはいったん寒気は緩み、30日、31日はこの時期としては比較的穏やかでしょう。ただ、年始は再び強い寒気が流れ込み、交通機関にも影響が出るおそれがあります。
最新の天気予報は、tenki.jpでご確認ください。
天気は荒れなくても、高速道路や空港は混雑する時期です。時間と心にゆとりを持って、冬休みをお過ごしください。

25日9時の予想天気図 22日9時発表
25日9時の予想天気図 22日9時発表