けさ(22日)はシベリア東部に位置するデリャンキルで気温が氷点下54度6分を記録しました。極寒の世界です。

氷点下54度の世界

優勢なシベリア高気圧に覆われているロシアは、極寒の世界です。寒い街として有名なオイミヤコンではけさ6時までに氷点下53度0分を観測しました。また、同じく、シベリア東部のデリャンキルでは、けさ9時までに氷点下54度6分を記録しています。氷点下54度とは、小鳥やカラスが凍死してしまうような寒さです。
日本において、今シーズン最も低い気温となったのは、きのう(21日)の北海道陸別町で、氷点下24度5分です。ロシアではそれより30度も低い気温となっています。

強烈寒気はこのあと日本へ

デリャンキルでは11月28日には最低気温が氷点下56度3分を記録しました。その寒気は日本へと流れ込み、11月下旬は寒い日が続きました。
今回の寒気の日本への影響は、26日ごろからとなりそうです。日本付近は冬型の気圧配置となり、北から寒気が流れ込みやすくなるでしょう。全国的に凍える寒さとなる見込みです。