13日にかけて強い冬型の気圧配置が続きます。北日本と東日本の日本海側では大荒れの天気に。大雪となる恐れがあります。その後、いったん雪が収まっても、17日には再び、日本海側を中心に雪や雨に。

あすの天気

あす12日は、日本付近は冬型の気圧配置となって、北海道の上空およそ5000メートル付近には氷点下40℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。北海道から九州北部にかけての日本海側の各地は雪が降り、ふぶく所や大雪になる所があるでしょう。北陸地方の平地でも大雪となる恐れがあります。大雪やふぶきによる交通障害、電線や樹木への着雪、なだれ、また落雷や突風にもご注意ください。
一方、太平洋側の各地は晴れる所が多いですが、一部に雪雲が流れ込む見込みです。北海道や東北の太平洋側でもふぶく所があるでしょう。全国的に風が強く、寒さが厳しくなりそうです。

あさって以降の週間天気

あさって13日にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。北日本の日本海側や北陸ではさらに降雪量が多くなる見込みです。風も非常に強く、海はしける状態が続くでしょう。大雪やふぶきによって交通機関にかなりの影響が出る可能性があります。一方、太平洋側は晴れる所が多いですが、北海道や東北の太平洋側も引き続き雪雲が流れ込む所がある見込みです。
14日には冬型の気圧配置が次第に緩みますが、14日頃までは、日中は真冬並みの寒さの所が多いでしょう。15日になると日本付近は高気圧に覆われるでしょう。日本海側も晴れ間の戻る所が多くなりそうです。ただ、これも束の間。16日には低気圧から延びる前線が日本付近を通過し、その後、17日には再び冬型の気圧配置に。上空1500メートル付近には平地で雪を降らせる目安の氷点下6度以下の寒気が流れ込み、四国や九州まですっぽり覆う見込みです。さらに広い範囲で雪が降ることがあるでしょう。
15日から16日にかけてはいったん寒さが緩む所が多くなりそうです。しかし、17日の最高気温は全国的に前日よりも下がり、再び真冬並みの寒さとなるでしょう。今後も雪や寒さへの備えを十分にしてお過ごしください。