東北地方では、今週末にもオープンするゲレンデが増え、スキーやスノーボードのシーズンが到来しています。上空の寒気は10日日曜日に一時的に緩むものの、来週は再び強い寒気が流れ込む予想です。ゲレンデの雪は順調に増えそうです。

9日9時の予想天気図 8日9時発表
9日9時の予想天気図 8日9時発表

あす9日土曜日の天気

冬型の気圧配置で、日本海側を中心に断続的に雪が降るでしょう。太平洋側は南部を中心に晴れるところが多い見込みです。上空の寒気も強いので、ゲレンデはフカフカの雪が積もり、新雪の上での滑りを楽しめそうです。
【最低 最高気温】
強い寒気が流れ込んでいる影響で、日中の最高気温は平年より低くなるでしょう。
上空1500m付近の気温は、東北南部では氷点下6度以下、東北北部では氷点下9度以下の予想です。ゲレンデでは、動いているときは寒さも忘れてしまいますが、リフトなどでの移動中は専用ウェアを着ていても凍えてしまいそうな寒さです。防寒はいつも以上にしっかりと、ゴーグルやマスクも準備したほうがよいでしょう。
東北各地のゲレンデの天気や気温はtenki.jpスキー&スノーでご確認ください。

10日日曜日以降の東北地方の天気

10日日曜日は、低気圧が発達しながら日本海から近づいてくるでしょう。一時的に南から暖かい空気が流れ込んで、東北地方でも日本海側や北部を中心に雪や雨が降るでしょう。ゲレンデでは湿った雪の降るところが多くなりそうです。太平洋側では南部を中心に高気圧に覆われて晴れるところが多いでしょう。
来週は冬型の気圧配置が続き、上空の寒気も居座りそうです。
特に、12日火曜日頃を中心に、低気圧がオホーツク海南部で発達して冬型の気圧配置が強まるでしょう。日本海側を中心に雪が降り風も強まる予想です。大雪やふぶきに注意が必要です。交通機関が乱れる可能性もありますので、時間に余裕を持って行動しましょう。晴れる太平洋側でも所々季節風に乗って雪雲が流れ込みそうです。
【最低 最高気温】
10日日曜日は、北部では朝の冷え込みが強まるものの、東北南部を中心に最低最高気温ともに平年並みのところが多くなるでしょう。
11日月曜日は、日中の気温の上がり方は鈍く、夜は朝よりも冷え込みそうです。
12日火曜日以降は、寒気の影響で、最低最高気温ともに平年より低い日が多い予想です。かなり低くなる日もあり、北部では真冬日になる日もあるでしょう。
来週も、ゲレンデには順調に雪が積もりそうです。
これからのシーズン、寒さで体調を崩さないよう、スキーやスノーボードを楽しんでください。