週明け5日と6日は西日本でも大雪となる恐れ。北海道から九州、沖縄のほとんどの所でかなりの低温も予想されています。きょう3日は九州から関東は晴れる所が多いでしょう。晴れの天気を有効活用して、雪と寒さへの備えを万全に。

★3日は九州から関東は晴れる

師走に入って最初の週末、きょう3日も本州付近は高気圧に覆われて、九州から関東にかけては晴れるでしょう。最高気温はきのうより高くなります。各地で15度前後で、この時期らしい気温に戻りそうです。風も穏やか、日差しもたっぷりで、ぽかぽか小春日和になる所も多いでしょう。
一方、気圧の谷の影響で、北陸では雨や雷雨、東北と北海道では日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。カミナリを伴ったり、大雪になる所もありそうです。なだれや電線などへの着雪にもご注意ください。最高気温はきのうよりも5度前後高くなる所が多く、3日連続で真冬日が続いていた札幌でも、寒さが和らぎそうです。

★火曜からは大雪と低温に警戒を

ただし、この気温が高めの状態は長くは続きません。週明け5日頃からはほぼ全国的に冷たい空気に覆われるでしょう。
北海道では6日頃からの1週間はかなりの低温が予想されています。北海道では真冬日、冬日になる所が多く、真冬並みの厳しい寒さとなるでしょう。東北と北陸、東海から九州、沖縄でも5日頃からの1週間はかなり寒くなりそうです。6日は西日本では10度に届かない所がほとんどでしょう。沖縄でも最高気温は20度を下回り、1月並みの寒さとなりそうです。
また、5日頃からのおよそ1週間は北海道以外でも大雪へ警戒が必要です。東北では日本海側を中心に、青森県下北や岩手県内陸、宮城県西部などの太平洋側でも雪となるでしょう。関東甲信では、長野県北部や群馬県北部、近畿の日本海側や山陰地方でも大雪が見込まれています。普段、数センチしか積もらない所でも、5日頃からの1週間で、平年の3倍から4倍もの雪が積もる所もありそうです。

★備えも万全に

今シーズン、まだ雪が降っていない地域でも、5日頃からは雪が降る恐れがあり、あらかじめ雪への備えは万全にしておく必要があります。車のタイヤを冬用に替えたり、また大雪に備えて、除雪用のスコップや雪道用のブーツもあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
また今シーズン一番の寒さや冷え込みになる所もありそうです。毛布を多めに用意したり、こたつやストーブなど、暖房グッズを用意しておきましょう。きょう3日の晴れ間は有効活用したほうが良さそうです。