北海道付近は冬型の気圧配置で上空には真冬並みの寒気が居座っており、空知地方の岩見沢では一昨日(30日)からの降雪量が100センチを超えました。一方、風向が西よりのため、札幌には雪雲が入りにくく朝から青空が広がっていますが、今日(2日)も寒さは続きそうです。

今日(2日)昼前の札幌市の大通公園 撮影:日本気象協会北海道支社 杉山友衣可
今日(2日)昼前の札幌市の大通公園 撮影:日本気象協会北海道支社 杉山友衣可

さらに降雪増える

一昨日(30日)から今朝(2日12時)までの降雪量は、岩見沢で102センチ、新篠津で88センチ、幌加内町朱鞠内で70センチ、美唄で61センチなど、空知地方や石狩北部、上川北部で大雪となっています。今日も風向きがほとんど変わらないため、これまでと同じような地域でさらに降雪が増えそうです。。夕方までの12時間に降る雪の量は、上川北部や留萌地方で30センチ、石狩北部や空知地方で20センチの予想です。大雪による交通障害や屋根からの落雪などに注意して下さい。

イベントには万全な寒さ対策を

今日の予想最高気温は、日本海側やオホーツク海側を中心に氷点下2度前後と真冬日の所が多くなります。札幌も最高気温は氷点下1度と3日連続で真冬日となる見込みです。現在、札幌大通公園のミュンヘン・クリスマス市など、道内各地でクリスマスに向けてイベントが始まっています。今日の札幌の雪はちらつく程度で、イベントを楽しむにも良い日よりとなりますが、お出かけには重ね着やマフラー、手袋、耳あてなど万全な寒さ対策が必要です。