北海道駒ヶ岳では、昨日(26日)の9時頃から山頂の浅い所を震源とする規模の小さな地震がやや増加。札幌管区気象台は火山の状況に関する解説情報(臨時)をだして注意を呼びかけています。

火山の状況に関する解説情報

北海道駒ヶ岳では、昨日(26日)の9時頃から山頂の浅い所を震源とする規模の小さな地震がやや増加しました。26日9時から22時までの山麓観測点による地震回数は4回で、規模の小さな地震活動を捉えるための山頂観測点では42回観測されています。その後、27日9時までは地震は観測されていません。これまでに火山性微動の発生はなく、地殻変動や昭和4年火口の様子にも特段の変化は認められませんでした。今後、火山機動観測班が現地に派遣され、調査を実施する予定とのことです。
活火山であることから、規模の小さな噴出現象が発生する可能性がありますので留意してください。