昨日(16日)の北海道は上空に強い寒気が入った影響で各地で気温が上がらず、
日最高気温は後志地方の真狩(まっかり)で氷点下1.0度など、道内6地点で最高気温が0度未満の真冬日となりました。
北海道内で真冬日を観測するのは今シーズン初めてのことです。

道内127地点が今季最も寒い日に

昨日の北海道付近は冬型の気圧配置で、上空に12月中旬並みの寒気が流れ込みました。
その影響で各地で寒さが強まり、最高気温は道内173の観測地点中127地点で今季最も低い記録となりました。
道内で最も低い最高気温となったのは、後志地方の真狩で氷点下1.0度を記録するなど、道内の6地点で最高気温が0度未満の真冬日を観測。今シーズンの道内では初の真冬日となりました。

札幌は冷え込みで今季初の…

夜にかけて寒気が強まった影響で、朝よりも夜の方が気温が低くなった地域も多く、札幌は昨日の夜に氷点下1.1度まで下がって今シーズン初めての氷点下の気温を記録しました。例年よりは一週間ほど遅い観測となっています。

今日も寒さは続く

今日(17日)の北海道付近は、次第に冬型の気圧配置は緩みますが、上空の強い寒気は残る見込みで、気温の低い状態が各地で続きそうです。
多くの地点が最高気温でも5度以下にとどまり、道北などでは真冬日となる所もある見込みです。橋の上や建物の陰になる所などは、日中でも凍結している所があるかもしれません。体調管理に気を付けるとともに、路面状態にも十分に注意して下さい。