今日(7日)も札幌は晴天です。風は弱く、日差しが暖かく感じられ、小春日和となっています。ただ、明日(8日)以降は天気が崩れ、雨や雪の降る日が多く、気温も平年並みか低くなります。今日の陽気は貴重なものとなりそうです。

穏やかな札幌 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃
穏やかな札幌 撮影:日本気象協会北海道支社 児玉晃

道内各地でポカポカ陽気

今日(7日)の道内は、東海上から張り出す高気圧の圏内で、広く日差しに恵まれています。高気圧の周りを回って南から暖かい空気が流れ込んでいるため、午前11時までの最高気温は、道内で気温を観測している173地点すべてで10度を超えており、平年より全般に5度前後高くなっています。
晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天の日のことを小春日和と言いますが、まさに道内は小春日和です。
日中の予想最高気温も16度前後で、10月上旬から中旬並みの所が多くなるでしょう。

小春日和は長続きしない

明日(8日)も最高気温は15度前後と高めの状態が続きますが、低気圧や前線が近づくため、天気は下り坂となり、広く雨が降るでしょう。
この雨の後は、週末にかけて上空に寒気が入りやすくなり、雨や雪の降る日が多くなります。気温も平年並みか低くなるため、今日の陽気は貴重なものとなりそうです。
気温変化が大きくなるため、体調を崩さないよう、気を付けて下さい。