北海道では、今夜(3日)~明後日(5日)にかけて道北やオホーツク海側を中心に雪が降り、平地でも積もる恐れがあります。積雪や凍結、着雪に注意が必要です。

雪かきが必要な所も…。

今夜(3日)の北海道付近は前線を伴う低気圧を含む気圧の谷の中に入っています。明日(4日)には低気圧は千島近海に進み、上空には12月上旬並みの強い寒気が流れ込んできます。
今夜はほぼ全道で雨が降り、道北では今夜遅くに、オホーツク海側では日付が変わる頃に雨が雪に変わり、明日(4日)朝にかけて内陸を中心に積雪状態になる所があるでしょう。上川や北見、十勝地方など内陸や山沿いの多い所で20㎝程度、平地でも10㎝くらいの雪が降り、雪かきが必要な所もありそうです。シャーベット状の雪が積もり路面状況が悪くなるでしょう。また、日中でも日陰やトンネルの出入り口など路面が凍結している恐れがあるため、交通関係は注意が必要です。札幌市内も明日の午前は一時的に雪が降り、市街地でもうっすら地面が白くなる時間帯がありそうです。
明日の昼前後にかけて日本海側やオホーツク海側を中心に雪や雨が降り、明後日(5日)の午前も日本海側では雪の降る所があるでしょう。今夜から明後日にかけてでは、内陸や山沿いでは局地的に大雪となる恐れがあるため、最新の気象情報に注意して下さい。

季節先取りの寒さ…。

明日と明後日は、季節先取りの寒さになる所が多くなります。
最低気温は内陸で0度前後、沿岸部でも5度くらい、最高気温は道南方面で10度くらい、その他は6度前後となります。11月中旬~下旬並みで、北または西よりの風がやや強く吹くため、いっそう寒く感じられそうです。
外出の際は、厚手のコートや手袋、マフラー、ブーツなど冬を意識した服装がおすすめです。