2日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の平均気温は高いでしょう。11月中旬を中心に冬型の気圧配置が弱いため、日本海側とオホーツク海側の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多い見込みです。太平洋側は降水量と日照時間ともに、ほぼ平年並みでしょう。なお、雪は積もったり解けたりを繰り返す所もあり、路面状況が変わりやすくなります。車を運転する際は、スピードダウンや早めのブレーキなど冬場の運転を意識するとよさそうです。

北海道1か月の天気傾向
北海道1か月の天気傾向

週ごとの詳しい天気

(11月4日~11月10日)
4日(土)は、強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。北部を中心に平地でも積もる所が多くなりそうです。5日(日)は太平洋側やオホーツク海側は天気の大きな崩れはありませんが、日本海側は北部を中心に雪や雨の降る所があるでしょう。気温は平年より3度前後低く、11月中旬並みの所が多くなります。6日(月)と7日(火)は広く晴れて、気温は10月中旬~下旬並みとなるでしょう。8日(水)以降は再び天気の崩れる日がありそうです。
(11月11日~11月17日)
冬型の気圧配置の強さは、平年より弱く、寒気の影響を受けにくいでしょう。日本海側とオホーツク海側は平年よりも曇りや雪、または雨の日が少ない見込みです。太平洋側は、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。極端な寒さとなる日がは少なそうですが、路面温度はどんどん下がってきます。凍結したり、短時間で積雪路面となりやすくなるため、車の運転にはより一層注意が必要となってきます。
(11月18日~12月1日)
冬型の気圧配置の強さは、平年と同様の見込みです。日本海側とオホーツク海側では、平年と同じように曇りや雪、または雨の日が多いでしょう。太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高いでしょう。