今日(31日)の北海道は各地で気温の上がり方が鈍く、午後6時までで最も高くなった胆振地方の豊浦町大岸でも11.6度にとどまりました。
北海道では3週間以上も20度以上の気温を一度も観測しておらず、17年ぶりに気温の上がり方が鈍くなっています。順調すぎるほどに冬が近づいてきています。

中旬以降で20度なし

今日の北海道は上空に寒気が入った影響で、午後6時の時点で道内の8割近い地点が最高気温でも10度に届かず、この時期としても低い気温となっています。
道内の最高気温も胆振地方の豊浦町大岸で11.6度と低くなりました。北海道内では10月9日を最後に20度以上の気温を一度も観測していません。
10月の中旬から下旬にかけて、一度も20度以上の地点が出なかったのは、2000年以来17年ぶりのこととなります。
例年なら暖かい日と寒い日を繰り返しながら徐々に冬が近づいてくる時期ですが、今年は暖かくなる日が少なく、いつもより早いペースで冬が近づいてきています。

明日、いったん足踏みも…

11月のスタートとなる明日(1日)は各地で気温が上がり、最高気温15度前後の所が多く、いったん季節は足踏みとなりそうです。
しかし、その後は週末に再び寒さが戻るなど、平年並みか低めの気温が予想されており、冬の足音はさらに近づきそう。
まだ終わっていない冬支度についても、いつもの年より早めに済ませるよう心掛けた方が良いでしょう。