あす5日(木)の朝は全国的に冷え込みが強まります。最低気温は全国の半数以上で10度以下に。東京や大阪はこの秋一番冷えるでしょう。通勤や通学の際はこれまでよりも厚めの上着が必要になりそうです。

東京と大阪、宇都宮の最低気温の予想(3日と4日は実況)
東京と大阪、宇都宮の最低気温の予想(3日と4日は実況)

木曜の朝 冷え込み強まる

あす5日(木)の本州付近は高気圧に広く覆われます。朝は放射冷却が強まるでしょう。さらに日本列島には、この時期としては強い寒気が流れ込んでおり、今夜からあすの朝にかけてが寒気の底となる見込みです。このため、今夜からあすの朝は全国的に冷え込みが強まるでしょう。あす朝の最低気温は、けさより3度前後低く、関東地方の内陸部などは5度以上低くなる所もありそうです。けさは全国にあるアメダスの約3割で10度以下となりましたが、あすの朝は全国の半数以上で10度以下の予想です。今年一番の冷え込みとなる所もあるでしょう。

東京や大阪 今季初の15度未満か

上のグラフは、東京と大阪、宇都宮の最低気温の変化を示したものです。(3日と4日は実際に観測された最低気温。5日以降は予想。)あす5日は、東京と大阪で今シーズン初めて15度を下回る可能性があります。宇都宮は10度の予想で、関東の内陸部では暖房が欲しくなるくらい寒いでしょう。朝の通勤や通学の際は、これまでより厚めの上着が必要になりそうです。

強い冷え込みは一時的

寒気は一時的で、三連休は一転して、この時期としては暖かい空気が流れ込みます。季節は行ったりきたりで、気温の変化が大きくなるでしょう。あさって6日(金)以降は徐々に冷え込みが緩み、三連休は最低気温、最高気温ともに平年より高くなりそうです。tenki.jpで気温の変化をこまめにチェックして、体調を崩さないよう、お気をつけください。