九州の2018年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散量は、「例年並み」か「例年よりやや多くなる」見込みです。花粉症の方は来年春も十分な対策が必要です。

2018年春の花粉飛散量

2018年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散量は、大分県本県・宮崎県は「例年よりやや多い」、福岡県・佐賀県・長崎県・鹿児島県は「例年並み」の見込みです。
例年より花粉飛散量が多かったことしの春に比べると、2018年春は飛散量が少なくなるところが多いと予想されますのが、それでも花粉症の方は十分な対策が必要となりそうです。

この夏の天候と花粉飛散量の関係

一般に、夏に晴れて暑い日が多いと、その翌年の春に花粉飛散量が多くなる傾向があります。これは、花粉を飛ばす雄花のもととなる花芽が夏に形成されるためです。九州では、ことしの夏は、梅雨明けが早く、その後は気温が高く暑い夏となりました。このため、花芽が例年並み以上に形成されているものと考えられ、2018年春の花粉の飛散量も「例年並み」あるいは「例年よりやや多い」と予想されます。