台風18号の活発な雨雲が九州にかかっています。大分県の佐伯市内で午前9時までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。

レーダーの解析によると、午前9時までの1時間に、大分県佐伯市の、佐伯付近と鶴見付近、米水津付近で約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
大分県内では大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒が必要です。自治体からの避難情報に注意して、慎重な行動を心がけてください。なお、すでに浸水が発生しているなど、避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような状況では、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋などで、身を守りましょう。

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。(基準は地域ごとに異なります)その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。