台風18号は東シナ海で東へ大きくカーブし、15日以降は九州や本州に近づき、上陸する恐れもあります。18日にかけて、日本列島は広い範囲で雨になりますので、今後の台風の動きには注意が必要です。

週間天気
週間天気

あすの天気

あす(14日)は、本州付近は高気圧に覆われますが、北海道を低気圧が通過するでしょう。一方、台風18号が東シナ海を北上する見込みです。
<あすの全国の天気>
沖縄は雨や雷雨で、昼前までは局地的に激しく降るでしょう。引き続き強風や高波に注意が必要です。九州南部は雲に覆われ、所々で雨や雷雨で局地的に激しく降りそうです。九州北部と四国は昼過ぎまで晴れますが、夕方以降は雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。中国や近畿、東海、関東は秋晴れの見込みです。日中は空気が乾き、洗濯日和が続くでしょう。北陸は昼前までは雲が多く雨の降る所もありますが、午後は回復してきそうです。東北は大気の状態が不安定で、変わりやすい天気でしょう。晴れ間も出ますが、雲が広がりやすく、所々で雨が降る見込みです。北海道は雲に覆われ、雨が降ったり止んだりするでしょう。雷を伴い雨脚の強まる所もありそうです。落雷や突風にご注意下さい。
最高気温は、北海道から関東はきょうより低くなる所が多いでしょう。北海道は20度を下回る所が多く、ぐっと涼しくなりそうです。東北や北陸は25度前後。関東は30度に届かない所が多く、暑さは収まりそうです。東海から九州は30度以上の所が多いでしょう。日差しが多い関東から九州は、日中の湿度が低く、カラッとした暑さが続きそうです。

あさって以降の週間天気

あさって(15日)は、台風18号の動きに注意が必要です。東シナ海で東へ大きくカーブし、その後は、九州や本州付近を横断していくコースをたどりそうです。15日は九州に近づき、16日は西日本、17日から18日は東日本や北日本を北上していく予想です。湿った空気の影響で台風が近づく前から雨が降り出し、西日本から北日本の広い範囲で雨が降るでしょう。また、台風が近づく前は、冷たい空気が流れ込むため、東京や大阪では10月中旬ごろの涼しさになる日もありそうです。雨が強まるだけでなく、気温の変動も大きくなりそうです。今後の台風の動きには十分に注意し、気温の変動で体調を崩さないようにして下さい。台風が通り過ぎた後は、天気が回復しますが、西日本でも真夏日になる所はほとんどなさそうです。朝晩はぐっと涼しくなり、秋の深まりが感じられるでしょう。