きょう(8日)午後1時49分頃(日本時間)、メキシコ沖を震源とする規模の大きな地震がありました。気象庁によりますと、この地震により太平洋の広域に津波発生の可能性があります。日本への津波の有無については現在調査中とのことです。

中米のメキシコで地震

日本時間のきょう(8日)午後1時49分頃、中米で地震がありました。
震源地はメキシコのチアパス州沖(北緯14.9度、西経94.0度)で、地震の規模を示すマグニチュードは8.2と推定されています。
気象庁によりますと、この地震により太平洋の広域に津波発生の可能性があります。太平洋津波警報センター(PTWC)は、午後1時54分に津波情報を発表し、沿岸の地域に注意を促しています。なお、日本への津波の有無については現在調査中とのことです。太平洋沿岸の地域では、今後の情報にご注意下さい。
※震源は太平洋津波警報センターによる。
【追記】
午後3時22分、地震の規模を示すマグニチュードが、8.0から8.2に修正されました。
また、メキシコのプエルトアンヘルで30センチメートル、ワウラで70センチメートルの津波が観測されたとのことです。
【追記2】
きょう(8日)午後5時20分、気象庁は津波予報を発表しました。それによりますと、太平洋沿岸では、今後若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はないということです。若干の海面変動が予想される時刻は、早い沿岸で9日午前4時頃です。今後1日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。