あす(7日)は本州付近を前線が南下し、九州から東北にかけて広く雨が降るでしょう。前線の活動が活発化し、激しい雨や非常に激しい雨の降る恐れも。

◆秋雨前線 活発化

7日(木)は秋雨前線が本州付近を南下するでしょう。前線の活動が活発化し、カミナリを伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る恐れがあります。非常に激しい雨とはゴーゴーと滝のように降る雨で、傘が役に立たないような降り方です。このような雨が降ると道路が川のようになるなど、災害につながることがあり、注意が必要です。

◆各地の雨のピーク

【九州・中国】午前中が雨のピークとなるでしょう。カミナリを伴って激しい雨の降る所もありそうです。明日の通勤・通学は時間に余裕を持った方が良いでしょう。
【四国・近畿・東海】お昼前後に活発な雨雲やカミナリ雲がかかるでしょう。長く降り続くわけではありませんが、一時的に土砂降りの雨の所もありそうです。日中の気温は30度くらいまで上がって、湿気がまとわりつくような蒸し暑さでしょう。
【北陸】雨の一日となるでしょう。断続的に活発な雨雲がかかり、雨量が多くなる恐れもあります。
【関東】午後は雨や雷雨で、夕方からは本降りやザーザー降りの所もあるでしょう。お帰りが夜になる方は大きめの傘をお持ちになった方が良さそうです。日中は前線の南側に入るため、気温が上がるでしょう。今日(6日)と同じ曇りや雨の天気でも最高気温は30度くらいまで上がって、かなり蒸し暑くなりそうです。
【東北】午後は雨の降る所が多いでしょう。広く雨脚の強まることはなさそうです。

◆秋の長雨 いつ晴れる?

8日(金)には前線が本州の南の海上まで下がり、雨は次第にやむでしょう。9日(土)と10日(日)は移動性の高気圧に覆われて、ようやく全国的に晴れて、カラッとした陽気になりそうです。ただ、11日(月)以降は再び西から天気が下り坂に。土日の日差しを洗濯などで有効活用しましょう。