あす水曜日は、九州から東北にかけて広く傘マークで、関東など本降りの雨の所も。ただ、地方によって、雨の降る時間が違います。いつ、どこで傘が必要なのか、ぐずついた天気はいつまでなのか、詳しくみていきます。

地方ごと 雨の降る時間は?

きょうは、鹿児島県屋久島で「50年に一度の記録的な大雨」になった所がありましたが、あす水曜日は、雨の範囲が西日本だけでなく、東日本や北日本にも移ってくるでしょう。地図ベースの予報では、九州から東北にかけて広い範囲で傘マークですが、それぞれ雨の降る時間が違います。地方ごとに詳しくみてみましょう。【九州地方】
雨が降りやすいのは、北部が中心で、タイミングは2回に分かれそうです。「朝(6時~9時)まで」と「夜(18時以降)」は、雨の降る所があるでしょう。日中は晴れ間も出ますので、お出かけには晴雨兼用の傘があると良さそうです。
【四国地方】
明け方(3時~6時)まで、あちらこちらで雨や雷雨となるでしょう。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。朝(6時~9時)には雨が止んで、日中は天気が回復へ向かいますので、お出かけの時に降っていなければ、傘は必要なさそうです。
【中国地方、北陸地方】
雨の降りやすい天気が続くでしょう。雨は降ったとしても弱い雨で、降る時間も短いですが、お出かけには念のために傘をお持ち下さい。
【近畿地方】
朝(6時~9時)までは、広い範囲で雨が降るでしょう。朝の通勤や通学の時間帯は、雨具が必要です。
【東海地方、関東甲信地方】
朝(6時~9時)は広く雨で、本降りの所もあるでしょう。予想降水量をみてみますと…

あちらこちらで、赤い表示の10ミリ以上となっています。横断歩道の白い線や、マンホールなどは、雨に濡れると滑りやすくなりますので、注意が必要です。東海地方の雨は、昼前(9時~12時)までですが、関東甲信地方では、千葉など沿岸部を中心に、夕方(15時~18時)まで雨の残る所もあるでしょう。
【東北地方】
南部は昼過ぎ(12時~15時)から雨が降りだすでしょう。北部も夕方(15時~18時)以降は、次第に雨雲がかかりそうです。強く降る雨ではありませんが、お出かけの時に降っていなくても、傘をお持ち下さい。
なお、雨が予想される時に便利なのが、「豪雨レーダー」です。ご自分のいる所に、活発な雨雲が近づいているのかどうか、こまめにチェックするのが、おススメです。

秋雨前線 ぐずついた天気はいつまで?

そして関東では、木曜日から金曜日もぐずついた天気となるでしょう。秋雨前線がゆっくり南下するためで、今のところ、木曜日の雨のタイミングは、午後になりそうです。カラッとした秋晴れは、土曜日までおあずけですので、洗濯物は部屋干しで、こまめに片づけて下さい。
「秋の空」は変わりやすいと言われますが、そのほかの日も「10日間予報」で、詳しくチェックして下さい。