今日(3日)の北海道もここ数日と同様に冷え込んだ所が多く、今朝の道内の最低気温は上川地方の幌加内町朱鞠内で4.0℃まで下がりました。
これで道内の最低気温は3日連続で5℃未満となりましたが、9月上旬に3日連続で5℃未満まで下がるのは、約5年に1度しか観測されない強い冷え込みとなっています。

ここ10年ではわずか1回

今朝の北海道は、東部で雲が広がった他は穏やかに晴れた所が多く、放射冷却が強まりました。
上空には9月中旬から下旬並みの寒気が入っていたため冷え込みが強まり、上川地方の幌加内町朱鞠内で4.0℃まで下がりました。
道内の最低気温は一昨日(1日)が2.7℃、昨日(2日)が3.5℃(ともに宗谷地方の稚内市沼川)と、今日で3日連続で5℃を下回りましたが、9月上旬に3日連続で道内の最低気温が5℃未満となるのは、ここ10年では2015年にしか観測していないほどの強い冷え込みです。
アメダスの整備が進んだ1978年以降で見ても、約40年間で観測された年は8年と、約5年に1度の記録となっています。

4日連続なら14年ぶり

明日(4日)も上空の寒気は残るため、内陸を中心に冷え込みが続き、午後2時発表の予想では道北の上川町で4℃まで下がる見込みです。
もし明日も道内で5℃未満まで下がる地点が出て4日連続となると、9月上旬としては2003年以来14年ぶりのこととなります。
季節が進み、朝晩を中心に冷え込みが強まる時期ですが、その時期としても強い冷え込みとなりますので、体調管理にはくれぐれもご注意下さい。