大型で強い台風15号が日本の東の海上を北上中です。海沿いを中心に風が強まり、高波に警戒が必要です。

台風15号　日本の東の海上を北上中

大型で強い台風15号は、日本の東の海上を1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいます。日本列島からはやや離れて北上していますが、台風が大型のため、関東の一部が強風域にかかっています。関東では海沿いを中心に風が強まっている所があり、千葉県の銚子市では午前4時35分に最大瞬間風速22.1メートルを観測。その後も風速15メートルくらいの強い風が吹いています。この強い風によって波が高く、関東近海はしけており、東北の太平洋側も波が高くなっています。また、小笠原諸島や伊豆諸島も大しけの状態が続いています。

今後の見通しは

あす3日にかけて、関東や東北と北海道太平洋側の海沿いでは風が強く、瞬間的には何かにつかまらないと立っていられないくらいの強い風が吹くおそれがあります。波も引き続き高く、小笠原諸島で8メートルのち6メートル、伊豆諸島、関東地方、東北地方太平洋側で6メートル、北海道地方で5メートルと、しけや大しけとなる予想です。危険ですので、海には近づかないようにして下さい。