2日にかけて台風の動きが遅く、小笠原諸島では大荒れの天気が長引きそうです。暴風や高波、大雨に警戒を続けて下さい。また、台風が近づく前から関東や東北では大雨となるおそれがあります。

あすの天気

台風15号は発達しながら北上し、小笠原諸島では大荒れの天気に。前線に近い関東と東北は雲が多く、太平洋側を中心に雨雲がかかる見込みです。
【各地の天気】
沖縄はあすも日差しがたっぷりでしょう。九州、中国、四国も晴れて、日中はジリジリと強い日差しが照りつけそうです。近畿もおおむね晴れるでしょう。東海は晴れ間の出る所がありますが、午後を中心に所々で雨が降るでしょう。関東は曇り空で、昼頃から雨雲がかかる所が多くなりそうです。東北は太平洋側ほど雲が広がりやすく、朝晩を中心に所々で雨。朝のうちはザッと降る雨にお気をつけ下さい。北海道は大体晴れますが、太平洋側は雲が多く、朝晩に雨雲がかかりやすいでしょう。
最高気温は、東海から西は厳しい暑さが続き30度以上の所が多い見込みですが、関東や東北は平年を大きく下回り、秋のヒンヤリ感です。東京は26度、仙台は22度の予想で、昼間でも半袖では寒いでしょう。北海道も平年を下回り、札幌は22度の予想です。

あさって以降の週間天気

台風15号は、2日(土)にかけて発達しながら小笠原近海をゆっくり北上し、その後は速度を次第に速め、日本の東の海上を北上するでしょう。小笠原諸島では台風の影響が長引くおそれがあるため、暴風や高波、大雨に警戒を続けて下さい。予報円の西寄りの進路を通ると本州に大きく影響することも考えられますので、最新の台風情報をご確認下さい。また、台風の北上に伴って本州付近には湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になりそうです。1日から2日は東北や関東に活発な雨雲がかかる見込みです。同じような場所に活発な雨雲がかかり大雨になるおそれがありますので、台風が近づく前も大雨による土砂災害などに注意をして下さい。