九州は、今週14日(月)から大気の不安定な状態が続き、雨量が多くなっている所があります。あす17日も九州北部は、雷を伴い局地的に激しい雨が降るおそれがあります。これまでの雨で地盤が緩んでいる所がありますので、雨の降り方にご注意下さい。

17日 局地的に激しい雨のおそれ

きょう(16日)未明から朝にかけて、九州北部を活発な雨雲が通過し、一時雨脚が強まりました。福岡市小呂島では、きょう未明にわずか3時間で175.0ミリの雨が降り、50年に一度の記録的な大雨になりました。
あす(17日)の九州北部は、気圧の谷と湿った空気の流れ込みで、大気の状態が不安定です。発達した積乱雲が発生しやすく、日中は局地的に雷を伴い激しい雨が降るおそれがあります。

土砂災害に注意を

今週14日(月)から16日(水)午後3時までの総雨量は、
福岡市小呂島  303.0ミリ
本県甲佐町  193.5ミリ
長崎県南島原市 167.5ミリ
佐賀県唐津市  109.5ミリ
福岡県朝倉市   91.5ミリ など
この3日間で100ミリを超え、300ミリに達している所もあります。
これまでの雨で地盤が緩んでいる地域がありますので、土砂災害に注意して下さい。
また、発達した積乱雲の下では、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。