14日、15日は猛暑日を観測した所はありませんでしたが、週末にかけては西日本を中心に猛暑日の所が増えて、体にこたえる暑さがぶり返すでしょう。

猛暑は一段落

14日、15日は西日本でも猛烈な暑さが幾分和らぎ、全国で最高気温が35度以上の猛暑日となった地点はありませんでした。30度に届かなかった所もあり、広島の15日の最高気温は29度9分と、7月9日から続いていた真夏日が途切れました。

暑さぶり返す

16日からは厳しい暑さがぶり返すでしょう。近畿から沖縄は軒並み30度以上で、所々で35度以上の猛暑日になる見込みです。四国では17日から19日にかけて気温の高い状態が予想されるとして「高温に関する気象情報」が発表されています。また、熱帯夜となる所も増えて、寝苦しさもアップするため、体にかなりこたえそうです。
例年、お盆休み明けは、熱中症の搬送者数が増加します。普段、暑さの中で作業している方は要注意。お盆休み中に涼しい場所で過ごして、休み明けに急に暑い場所での作業となると、体に負担がかかってしまいます。体が暑さに慣れるまでには時間がかかりますし、夏の疲れも出る頃ですので、休み明け数日は特に無理せず、早めに休憩をとるよう心掛けましょう。

関東も日に日に気温アップ

なお、このところ気温の上がり方が鈍く、しのぎやすい日が多い関東も、17日からは気温が30度前後まで上がって、蒸し暑さが戻ってきそうです。