日本列島は、西日本は夏の空気に覆われていますが、北日本は秋の空気に覆われ、その一部が東日本にも流れ込んでいます。

九州から東海は暑さ対策を

月曜日は、九州から東海にかけて、最高気温が33度前後と予想されています。九州は西から前線が近づくため、雲が多く、午後は雨が降ります。強い日差しによる暑さはないものの、湿気がたっぷりで、かなり蒸し暑いでしょう。福岡は33度です。服装は風通しがよく、汗をかいてもすぐ乾く素材の物がオススメです。中国・四国や近畿、東海、北陸は晴れ間の出る所が多いでしょう。松山、岡山、大阪、名古屋で33度、京都と岐阜は34度の見込みです。日差しがあれば、それだけで体で感じる温度は高くなります。外を歩く場合は、なるべく日陰を選んで歩きましょう。帽子や日傘を使うものよさそうです。暑さを和らげる夕立は、山沿いを中心とした比較的狭い範囲になるでしょう。また、お盆休み中で、車を運転される方が、大勢いらっしゃると思いますが、車内は特に高温になりやすいため、熱中症に注意してください。

関東から北海道は気温低め

関東や東北、北海道は、秋田沖に停滞する低気圧やオホーツク海高気圧からの湿った空気により、天気は曇りや雨。関東は気温が30度に届かない所が多く、東京都心の予想最高気温は29度と9月上旬並みです。真夏はどこへ行ってしまったのでしょうか。東北や北海道は各地とも、この時期としては気温が低い予想です。特に太平洋側の地域は、東の海上から冷涼な空気が流れ込むため、ヒンヤリする所もあるでしょう。仙台は26度の見込みです。宮古は10月上旬並みの20度(平年より7度くらい低い)、八戸は21度、釧路は17度と、羽織る物がないと過ごせないくらいでしょう。帰省中の方も、故郷がこの時期、こんなに気温が低いのかと、思われるかもしれませんね。