向こう1か月、北日本では気温が低いでしょう。東日本や西日本は残暑が厳しい所が多い見込みです。この先1か月の気になる天気や気温について、最新の資料をもとにまとめました。

★1週目(8月12日~18日)猛暑収まる

<北日本>
湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。特に東北北部の太平洋側ではオホーツク海高気圧から冷たく湿った空気が流れ込みますので、雲に覆われやすくなりそうです。日照時間も少なく、気温もあまり上がらないでしょう。最高気温は平年より5度以上低い所も多く、20度前後の所もありそうです。お出かけには羽織る物があると良さそうです。
<東日本>
特に太平洋側では湿った空気の影響を受けやすく、雲に覆われる日が多いでしょう。最高気温が35度を超えるような猛暑日の所はほとんどなくなりそうです。猛烈な暑さは収まりますが湿度は高く、ムシムシとした日は続くでしょう。
<西日本>
暖かい空気に覆われやすく、気温は平年並みか高いでしょう。前半は猛暑日の所もありそうです。湿度も高く、蒸し暑い日が多いでしょう。残暑が厳しくなりそうです。まだまだ熱中症の危険性が高い時期ですので、こまめな水分補給をして、熱中症にならないようにご注意ください。
<沖縄・奄美>
太平洋高気圧に覆われやすく、夏空が続くでしょう。気温は平年より高い見込みです。強い日差しが照りつけますので、帽子や日傘などで紫外線対策を万全に行って下さい。

★2週目(8月19日~25日)暑さ続く

<北日本>
天気は数日の周期で変わる見込みです。太平洋側では、引き続き湿った空気の影響を受けやすいでしょう。雲が広がりやすく、晴れの日が少ない見込みです。気温も平年並みか低いでしょう。
<東日本>
太平洋側では湿った空気の影響を受けやすく、晴れの日は少ないでしょう。日本海側では晴れの日が多くなりそうです。気温は平年と同じくらいまで上がるでしょう。この時期の各地の最高気温は、30度~33度くらい。真夏日になる所も多く、残暑が厳しくなりそうです。
<西日本・沖縄・奄美>
西日本では平年と同じく晴れる日が多い見込みです。また沖縄と奄美では引き続き太平洋高気圧に覆われますので、平年に比べて晴れの日が多いでしょう。気温は平年より高くなりますので、猛暑日近くまで上がる所もありそうです。お盆休みや夏休み疲れが出てくる頃。体調を崩さないようにご注意ください。

★3~4週目(8月26日~9月8日)

<北日本>
天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は平年より高くなり、30度近くまで上がる所もありそうです。熱中症にはお気をつけ下さい。
<東日本・西日本・沖縄・奄美>
この時期らしく、晴れの日が多い見込みです。日差しもまだまだ強いでしょう。徐々に暑さも収まる時期ですが、全国的に気温は平年より高い見込みで、最高気温が30度以上の所も多いでしょう。残暑が厳しく、秋の訪れはもう少し先になりそうです。
※地域の分類※
北日本=北海道、東北
東日本=関東甲信、東海、北陸
西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美を除く)