8日、日本気象協会は最新の10日間予報をもとにした2017年のお盆期間(8月11日(金)から16日(水))の天気に関する情報を発表しました。

◆お盆期間の天気傾向

西日本を中心に厳しい暑さが続いています。お盆期間中は、湿った空気の影響で雲が広がりますが、気温が高く蒸し暑い日が多いでしょう。気温の上昇や湿った空気の影響で山沿いを中心に夕立がありそうです。天気の急変にはご注意ください。
一方、湿った海風の入る北日本の太平洋側では、次第に気温が下がるでしょう。暑い地方から北日本の太平洋側へ旅行する際は、上着が一枚あると安心です。
8月は台風の発生が1年で一番多い月です。台風が離れたところにあっても、高波や大雨となることがあります。最新の気象情報で台風の影響を確認してからレジャーをお楽しみください。

◆各地域の天候のポイント

北海道・東北(北日本)
・太平洋側では平年より気温が低いでしょう。
・北海道では天気は数日おきに変わるでしょう。
・東北地方の太平洋側では湿った空気が入るため曇りでしょう。日本海側は期間の中ごろは晴れ間が出るでしょう。
◇関東~九州(東・西日本)
・湿った空気の影響で雲が多いでしょう。湿度が高く蒸し暑いので、屋外はもちろん屋内での熱中症にも注意しましょう。高齢者の方は特にご注意ください。
・関東地方では14日(月)以降は暑さが和らぐ見込みです。
・気温の上昇や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、山沿いを中心に急な激しい雨や雷雨などの天気の急変に注意が必要です。
◇奄美・沖縄(南西諸島)
・夏の高気圧に覆われて晴れて暑い日が続くでしょう。
・台風情報を毎日チェックしましょう。
本情報は2017年8月8日時点の予測資料から作成したものです。最新の気象情報はtenki.jpでチェックして下さい。