九州は猛烈な暑さが続いていますが、きょう(2日)は特に、九州の東シナ海側で最高気温が37度台まで上がり、体温を超える暑さになりました。台風5号からの湿った空気が九州山地を越えて、フェーン現象が加わったためです。

フェーン現象で気温上昇

きょう(2日)の最高気温は、九州の東シナ海側の地域が全国の上位を占めています。
1位  本県玉名市岱明  37.9度
2位 長崎県大村市   37.6度
3位 熊本県熊本市   37.3度
4位  熊本県菊池市   37.1度
4位 鹿児島県薩摩川内市 37.1度
6位  長崎県長崎市  37.0度

特に、この地域で気温が上がったのは、南海上を北上する台風5号の間接的な影響です。
台風5号の北上に伴い、九州は東よりの風が吹きやすくなっており、台風の湿った空気が九州山地を越えて、熱風となって吹き下ろすフェーン現象が起こったためです。
あす(3日)からあさって(4日)も、九州は東よりの風が吹きやすく、九州に西側の地域を中心に特に暑さが厳しくなる見込みです。
各地とも熱中症に引き続き警戒して下さい。