今日(30日)の北海道は一週間ぶりに真夏日の地点が出るなど、久々の暑さとなりました。
今月は特に前半の暑さが厳しく、道内で合計5日間も猛暑日を観測するなど、記録的に暑い7月となりました。7月全体を通して見ても、昨日(29日)の段階で、道内の観測地点の約2割にあたる37地点で月平均気温が観測史上1位となっています。

1位37地点 3位以上は116地点

今月の北海道は、7月前半としては史上最多となる5日の猛暑日を観測するなど、記録的な暑さとなりました。
後半に入りやや暑さはおさまり、昨日までは6日連続で道内で真夏日のない日が続きました。
しかし、前半の記録的な暑さの影響で、7月全体としてみても記録的な暑さになっている所が多くなっています。昨日(29日)の段階での7月の月平均気温を見ると、釧路の18.1℃や苫小牧の20.4℃など、道内37地点で7月としての観測史上1位の気温となっています。(欠測での資料不足値を除く)
また、史上2位、3位の地点まで含めて数えると実に116地点に上り、道内の観測地点の約7割が観測史上3位以上という記録的に暑い一か月となりそうです。

厳しい暑さはしばらくなさそう

明日(31日)からの一週間は、平年並みか少し低めの気温になる所が多くなるため、真夏日が観測される日もほぼなく、厳しい暑さは一旦お休みとなりそう。
また、最新の長期予報では、この先一か月の気温はほぼ平年並みの予想で、7月のような記録的な暑さとなる可能性は低いと見られます。しかし、9月は再び平年より気温が高くなる見込みで、今年も厳しい残暑となる恐れがあります。
8月は一息つける所が多くなりそうですが、今年の暑さが終わるわけではなく、引き続き体調管理には注意が必要です。